「その肩こり、がんばりすぎのサインかも? 理学療法士が教える“暮らしの中でゆるっと整える”肩こり対策」



はじめに

スマホ、パソコン、子育て、家事…
気づけば肩がガチガチ。
「マッサージしてもすぐ戻る」「湿布が手放せない」そんな肩こり、経験ありませんか?

理学療法士として働いていると、日々多くの方が「肩こり」とうまく付き合おうと頑張っている姿に出会います。
今回は、がんばりすぎない肩こりケアを暮らしの中で取り入れるコツをお伝えします。



肩こりってどうして起きるの?

肩こりは、筋肉が「縮んだまま固まっている」状態。
こんなことが原因に👇

✅ 姿勢が崩れて肩が前に巻いている
✅ 長時間同じ姿勢(スマホ・デスクワーク・授乳)
✅ ストレスや緊張で無意識に力が入っている
✅ 運動不足で血流が悪くなっている

つまり、からだの使い方・環境・心の状態が全部関係してくるんです。



肩こりを“やさしくほどく”3つの視点

①「動かす」:止まりすぎず、少し動かす

首・肩周りの筋肉は、じっとしているとどんどん固まります。
「運動する時間がない…」という方におすすめなのが、“ながらストレッチ”。

▶おすすめ:「胸ひらきストレッチ」
1. 両手を腰の後ろで組む
2. 肩甲骨をぐっと寄せて、胸を開く
3. 3秒キープ → ゆるめる を5回繰り返す

▶ポイント:お風呂あがりや歯磨きのときなど、“習慣とセット”が続けやすい!



②「整える」:姿勢の土台=骨盤をラクにする

肩ばかりをケアしても、骨盤の傾きが乱れているとすぐ元通り。
特に、座っている時間が長い人は要注意。

▶おすすめ:「足台+背もたれ」姿勢
• 足の裏をしっかり床(または台)に
• 骨盤を立てて座る
• 背もたれに軽く背中を預ける

▶理学療法士的ポイント:骨盤が立つと、自然に背すじが伸びて肩がリラックス!



③「緩める」:がんばりすぎの心と体にひと呼吸

ストレスや緊張がたまっていると、肩は無意識に力みます。
まずは、深呼吸することから始めてみませんか?

▶おすすめ:「1分呼吸リセット」
• 4秒吸って → 4秒止めて → 6秒かけて吐く
• これを3回だけでもOK

▶ポイント:夜寝る前や、トイレの中など“自分だけの静かな時間”にぜひ。



理学療法士からのひとこと

肩こりは、「体からのSOS」のサイン。
「無理してない?」「止まりすぎてない?」そんな声を、体はちゃんと出してくれています。

完璧に治すより、「ほどよく整えてあげる」
それだけでも、心と体はぐっと軽くなるんです。

小さな習慣で、肩こりとゆるく付き合う

✅ からだは“動かす・整える・緩める”のバランスが大切
✅ 特別な運動じゃなくてOK!
✅ 「がんばりすぎない」が一番のセルフケア

このブログでは、理学療法士の視点から
「暮らしごとリハビリ」 をテーマに、健康に生きるヒントを発信しています✨

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